僕は就活を証明しようと思う。

完璧な就活というものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。

脱非モテ就活生はどう生きるか。

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※上記は筆者のTwitterなのでよければフォローしてほしい。所属企業の関係もあり匿名でやりたかったためアカウントを作りなおした。育てるのに心が折れそうだ。

Twitterで述べた通り、なぜ企業に媚びへつらう学生と、企業が媚びへつらう学生が存在するか。それは紛れもなく一般的な就活では「褒める」「媚びる」ことが何となく求められているからだろう。

例えば自己PRの書き方。

「なるほど、この企業が求めているのは挑戦心にあふれて、チームを導ける人材か。もらったな。私は学生時代のサークルで、歴代のチームが達成できなかった、150校が出る大会でベスト4を目指しました。(ほらほら、具体的な数値もいれて挑戦の凄さだしといたぜ。)途中でチームメンバーからは反感をかい辞める人も出てきてしまいましたが、一人ひとりと話し合うことでチームをひとつにまとめました。(見よ、このリーダーシップ)結果ベスト16まででしたが、周囲の仲間からは◯◯さんが副部長で良かったといってもらえ結果以上の経験になりました。(この失敗から学ぶ姿勢も好きだろオラ)」

このお手本なようなES。面接でもだいたいこんなものだろう。しかしである、相当なアホでない限り(だから小利口な人が就活失敗するのだ)求める人物像など絶対見る。ということは同じような話がその企業には大量に寄せられレッドオーシャンで同じ価値で戦うことになるのだ。これが「媚びる技術」だ。

┃脱非モテ就活生はどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

 

さて、ではどうしたら「媚びない技術」が手に入るか。これまで、下記のようなエントリーで「非モテの悲劇」、内定をとることが内定を取ることに繋がるという「内定スパイラル」を紹介してきた中で、「だったらどうしたらいいんだオラ!」という悲鳴とクレームが寄せられているので、そろそろ対策も示し始める。 

┃媚びないこととは「ありのままを伝えること」

媚びない、とはありのまま本音を伝えることだ。 

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【保存版】こんな就活はするな。閉塞感を打破するビジネス賢人たちの「就活アドバイス」|新R25 - 世の中がわかるジブンもいい。

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この中でもLINE→ZOZOTOWNで恐らく日本一有名なサラリーマン田端氏や他著名人も「媚びない」大切さを述べている。はあちゅう女史だけは謎に第一志望以外受けない、だって好きじゃない人に告白しないでしょ?とモテナイ人みたいなことを言っているのは内緒だ。

ただし、ここが重要なのだが「ありのままを伝える」ことであって、嘘をつくことは決して推奨されていないし、筆者も全くしていない。ありのままで伝えることで企業をAttractし対等にプレイなくてはならない。田端氏の言うとおり、ここが就活ゲームの肝だ。上の著名人はそりゃ媚びる必要がない。ありのままで実績があるからだ。ここを間違えると大火傷するので要注意だ。

┃企業をAttractできる経験がないならつくる

ここまで書くと、全国大会◯位とか、首席とか、、そんな経験自分にはないとまたしても非モテマインドを発動させる就活生がいるのだろう。安心しよう。あればいいが大抵の学生はそんなの無い。では、どうしたらいいか。答えは簡単だ、今からでも作ればいい。筆者が人事をしていたとき、オッと思わせられて再現性のあるものを紹介しておく。(その学生たちは少なくても選ぶ立場の学生たちだった)

  • 自分でブログ立ち上げて少ないですけど月3万くらいは収益あります
  • 人気商品買ってメルカリで転売して稼いでました
  • 仮想通貨で+200万くらいはでました。最初の頃に入ったので。元手?借りました
  • 3徹までは麻雀してました
  • 月300kmは走ってましたね
  • アルバイト?してないです。麻雀とスロットで生計立てました。
  • Twitterのフォロワー1,500人くらいです。戦略があって〜
  • instaの投稿平均300いいねくらいです
  • 合コンばっかりしてて月10回はしてました。勝率は・・・お金は・・
  • 出会い系アプリの攻略法知ってます?
  • 私◯◯ってドラマめっちゃ詳しいんですけど、あのシーンのあのセリフ知ってます?
  • 就活って結構幻想なとこ多くないですか?なので就活生同士でブログはじめました

ざっとあげてもこのくらいある。例えばこんな具合いだろう。

学生「◯◯さんからしたら大したことないですけど月3万くらいはブログで稼いでます」

人事(いやいや俺の可処分所得10万くらいだから羨ましいわ)「へーどんなブログやってるの?」

学生「留学のブログです。友人達が結構海外行っていて、そこから情報仕入れて私が書いたり、時には書いてもらったり」

人事「へーなんで留学にしたの?」

学生「アフィリエイトで案件単価高かったのと、記事書きやすいからですwww」

人事(ビジネスセンスあるやん)

学生「学生時代頑張ったことですか?麻雀くらいですwでも3徹まではいけますね」

人事(正直なやつめwにしても体力あるな)「麻雀好きなの?」

学生「そうですね、あれって運なようで結構性格でるんですよね。一緒に打つ人の性格から戦略立ててました。あと何だかんだ皆でいるの楽しいじゃないですか」

人事(戦略的な思考も強いのかな?社交性もありそう)「にしても寝ないで平気なの?」

学生「いや全然平気じゃないです、ただ誘われるんで気合いですね。」

人事(タフだし、人の誘い断らないな。営業や企画営業でいけそうだ)

どうだろうか。目標を決めて、チームの逆境を乗り越えて、チームメイトに信頼された話と貴方ならどっちが気になるだろうか?勿論この他にもどんなテーマでもいいと思う。ただし、相手の得意領域の話はよほど自信がない限り避けるべきだ。◯◯業界というのは〜、というようなテーマで話をしても相手に分があるに決っている。

相手の土俵で相撲をとるべきではないんだ。それはまるで、台所に迷い込んでしまったスニーカーのようだ。スニーカーにはスニーカーの土俵があるだろう?それと一緒さ。それぞれのものには果たすべき役割が与えられるように、自分が勝てる土俵を選ぶことが必要なのさ。こういう感じってわかるかい?

村上春樹の主人公風にいうならこんなところだろうか。 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

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次回はちょっと高度なテクノロジーである「ディスる技術」に言及したいと思う。